バティカンを訪れる際、観光客や建築を志す学生が最初に訪れるべきなのは、サン・ピエトロ聖堂です。通常午前8時から午後5時までは、一般客も聖堂内に入ることができます。バティカン美術館と宝物館は、冬季は午前8時45分から午後1時まで、夏季は午後4時まで開館しています。さらに行くとサン・ピエトロ広場があり、両側を取り囲む柱廊と、古代ローマのカリグラ帝の時代に建てられた中央にそびえるエジプトのオベリスクが見えてきます。

バティカン庭園は、バスツアーまたはガイド付きツアーの参加者のみ入園できます。入場券はサン・ピエトロ広場の観光案内所で2日前から予約することができます。美術館内のレストランや、サン・ピエトロ聖堂内のカフェテリアやバーで、食事や飲み物を摂ることもできます。

バティカン宮殿はサン・ピエトロ聖堂の右手にあります。ローマ教皇の公邸です。宮殿内の見どころには、ラファエロの間Stanze di Raffaello、ベルヴェデーレBelvedereの中庭、システィーナ礼拝堂、バティカン収蔵庫やバティカン図書館などがあり、著名な絵画や写真などが収められています。美術館及び宝物館には様々な美術品やコレクションがあり、古代博物館Collection of Antiquities、エジプト博物館Egyptian Museum、ピオ・クレメンティーノ博物館Museo Pio-Clementino、現代宗教美術館 Museum of Modern Religious Art、エトルリア博物館 Etruscan Museumなどに分かれています。